イヤイヤ期にイライラしない!親もラクになる対処法5選

乳児

イヤイヤ期にイライラしない!親もラクになる対処法5選

「もうイヤ!」
泣いて床に寝転がる我が子を前に、どうしたらいいか分からなくなる瞬間ありませんか?

イヤイヤ期は、多くの子どもが通る自我の芽生えの時期。わかっていても、毎日のようにイヤイヤが続くと、つい親もイライラしてしまいますよね。

でも、イヤイヤ期は「成長の証」。原因と対処法を知ることで、少しラクに乗り越えられますよ☘️

イヤイヤ期はいつからいつまで?

イヤイヤ期は、一般的に1歳半〜3歳ごろに始まるといわれています。ただし、子どもの発達には個人差があり、3歳を過ぎてもイヤイヤが続くことも珍しくありません。

この時期の子どもは「自分でやりたい」という気持ちが強くなる一方で、まだ思い通りにいかない場面も多く、気持ちの整理が難しいのです。

つまり、イヤイヤ期は“反抗”ではなく、「自分を育てている時期」。親子で成長する過程だと思うと、少し見方が変わってくるかもしれませんよ🎵


イヤイヤ期が長引く原因とは?

「もう3歳なのにまだ終わらない…」と感じている方もいるかもしれません。でも、イヤイヤ期の長さには個人差があり、性格や環境、生活リズムなどが影響します。

例えば、

  • こだわりが強く完璧主義なタイプ
  • 言葉で表現するのがまだ難しいタイプ
  • 下の子の誕生などで気持ちが不安定になっている

このような場合、イヤイヤが少し長引く傾向があります。特に3歳前後は、「自分でできること」が増える一方で、うまくいかないことも多く、「自分でやりたいのにできない」もどかしさが強く表れる時期でもあります。

親としては焦らず、「今は感情をコントロールする力を育てている途中」と考えて、長い目で見守ることが大切です⭐️


ついやってしまうNG対応

イライラして怒鳴ってしまう気持ちは誰にでもあります。しかし、次のような対応はイヤイヤを悪化させることがあります。

🚨 「ダメ!」「やめなさい!」と強く否定する

🚨 無視して放っておく

🚨 親が感情的に怒鳴る

これらは子どもに不安を与え、「どうせ聞いてもらえない」と感じさせてしまうことも。イヤイヤが激しいほど、「気持ちを受け止めてもらう安心感」が大切です。


今日からできる!イヤイヤ期の対処法5選

  • ① 気持ちを代弁してあげる
    「イヤだったんだね」「自分でやりたかったんだね」など、気持ちをそのまま言葉にしてあげることで、子どもは「わかってもらえた」と感じます。これは“イヤイヤ期の声かけ”の基本で、感情の整理を手伝う第一歩です。
  • ② 選択肢を与える
    「赤い服と青い服、どっちがいい?」といったように、選ばせる工夫をしてみましょう。自分で選んだという満足感が得られると、イヤイヤが減るケースも多いです。
  • ③ 見通しを伝える
    突然「お風呂入るよ!」と言われると、子どもは心の準備ができず反発しがちです。「あと3分でお風呂に入るよ」「お片づけしたら外に行こうね」など、予告の声かけをするだけで、切り替えがスムーズになります。
  • ④ 気分転換を取り入れる
    泣いているときは、気分を変えるのも効果的です。お散歩に出る、好きな歌を歌う、抱っこで外の風にあたるなど、環境を変えることでリセットできることがあります。
  • ⑤ 完璧を目指さない
    どんなに頑張っても、うまくいかない日があるのが子育て。「今日は泣かれちゃったけど、まあいいか」と思える余裕が、親にも子どもにも優しい時間をつくります。

親の心を守ることも大切に

イヤイヤ期の対応で一番大変なのは、実は“親の感情”かもしれません。「怒りたくないのに怒ってしまう」「つい言いすぎてしまった」――そんな日があっても、どうか自分を責めないでくださいね。

長引くイヤイヤ期に向き合うには、親自身のリフレッシュが欠かせません。深呼吸をする、一人の時間を少し作る、好きな音楽を聞くなど、自分をいたわる習慣を意識的に取り入れましょう。

また、SNSや育児コミュニティで他のパパママの体験談を見るのもおすすめです。「みんな同じように悩んでるんだ」と思えるだけで、心がふっと軽くなるはずです。


イヤイヤ期は「成長のサイン」

「いつまで続くの…」と感じるかもしれませんが、多くの子は3〜4歳ごろには落ち着いてくるといわれています。

イヤイヤ期を乗り越えるたびに、子どもは言葉と心の表現を学び、少しずつ「自分で考えて行動できる力」を身につけていきます。

今は大変でも、この時期はきっとあとから“懐かしい思い出”になるはず!焦らず、親子で一歩ずつ歩んでいきましょう⭐️

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